ICL手術を受けると決めた後、次に考えるのが眼科・クリニック選びではないでしょうか?私もこの点にかけては慎重に考え、半年間くらい検討を続けました。
具体的にどこの眼科・クリニックがよいというのは難しいのですが、実際にICL手術を受けてみて感じた眼科・クリニック選びのポイントは次の3つだと感じました。
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ICL眼科・クリニック選びのポイント
ICLのデメリットをきちんと説明してくれるか?
私はICLをする気満々で眼科に説明を聞きに言ったのですが、最初に言われたのが「コンタクトレンズではだめなの?今は質のよいコンタクトレンズがあるよ」という言葉でした。
私の年齢ではICLをしてもすぐに老眼で眼鏡が必要になる可能性があるため、年齢に応じてコンタクトレンズを調整していったほうが生活の質がよくなるのではないか?という先生の見解でした。
最終的にはICLをしたい理由を説明し先生も納得してくれたのですが、安易にICLを勧めない先生の姿勢に信頼感を覚えました。
視力検査を2回以上してくれるか?
ICLは基本的に一生取り換えずにつけ続ける眼内コンタクトレンズです。ですからICLの度数を決定するための視力検査は極めて重要です。
ICLは術後の満足度の高い手術ですが、その中でも不満を残す原因の多くが過矯正です。過矯正になると目が疲れるだけでなく、頭痛・めまい・吐き気などの体調不良の原因となります。
視力検査は複数回行う眼科・クリニックを選択したほうがよいと思います。視力は体調によって変動します。1回の視力検査だけで度数を決定するのは危険です。
ICL手術前検査の説明を受ける際、視力検査を何回行うのか確認するようにしましょう。
手術後の異変に対してのケア体制があるか?
ICLの説明を受けてわかったのですが、ICL手術のリスクの一つが手術後の眼圧上昇です。眼圧が上昇した状態が一定時間継続すると、視力に深刻な影響を与える可能性があります。
それに対応できるよう手術後何か異変があったときに夜間も連絡の取れる眼科・クリニックを選んだほうがよいでしょう。
異変がなくても手術後はちょっとしたことに不安になるものです。その意味で緊急連絡先があったほうが安心です。
個人的な眼科・クリニック選択について
私自身はICLやレーシックを専門的にやっているクリニックではなくて、白内障手術に実績のある眼科を選択しました。
ICL専門クリニックを選択するメリットは圧倒的な手術経験数による安心感だと思います。一方、一般的な眼科や大学病院を選択するメリットは手厚いケアだと思います。
実際私が手術を受けた眼科では、私の手術時間の前後は他の患者の予約を入れず、私のために体制が整えられていました。これはものすごい安心感でした。
ICL専門クリニックを検討している人が多いのではないかなと思いますが、一般眼科や大学病院も含めて納得いくまで検討することをお勧めします。
また検査や診察を進める中で医師の対応に違和感を感じたら躊躇なく違う眼科・クリニックでも診察を受けてみましょう。検査費用が余計にかかってしまいますが、一生にかかわることです。信頼できる医師・病院で手術を受けるようにしましょう。