ICLの手術は痛いの?という疑問にお答えします。
2018年2月にICL手術をしたダイゴです。
私は手術前の恐怖感、半端なかったです。手術日3日前から心臓バクバク。意識がある状態で自分の目にメスが入るわけですから仕方ないですよね。
痛みは手術中も手術後もほとんどない
私は痛みに弱いほうなので心配していましたが、手術中も手術後も痛みはほとんどありませんでした。
先生の腕前による差、個人の感じ方による差はあると思いますが、痛みに耐えられないということはまずないと思います。
最初にメスで角膜の横を2ミリ程度切るのですが、それは針で軽く刺された程度の感覚です。時間的にも1分かからないくらいです。
次にメスで切ったところからレンズが入ります。レンズは筒状に折りたたまれています。これも目に何か入ってきたなあという感覚で特に痛みはありません。
その後に折りたたまれたレンズが眼の中で広がります。「おおー、目の中にレンズ!」とわかる瞬間です。不思議な感覚です。
最後に先生がレンズを位置調整します。強いていえばこれが一番痛かってです。目が内側から外側に向かってグリグリされる鈍い痛みです。時間的にも数分かかりやや辛かったです。
片目の所要時間はおよそ10分くらいでした。
手術後は目がゴロゴロしたり傷口がズキズキしたりするのかなと思っていたのですが、これも全くありませんでした。術後はおばけのように目が充血するのかと覚悟していましたが、それほど大したことはありませんでした。(先生は「けっこう出血しているねー」と言っていましたが、驚くような充血ではありませんでした)
痛みよりも恐怖と不安のコントロールが大事
痛みは大したことないのですが、恐怖感はすごかったです。自分が動いてしまって違うところを切られたりしたらどうしようとか心配していました。
手術前は心配から咳が止まらなくて大変でした。
ただ幸いのことに、手術中はものすごい明るい光を見続けるのですが、この光を見ていると頭がぼーっとしてきて恐怖感が薄らいできました。光を見続けるのはけっこう辛いですが、怖さを忘れられて助かりました。
手術を終えてわかったのですが、目にメスを入れるといっても目の正面ではないので手術中にメスは見えません。ですのでメスが見えてしまって怖い!ということはありません。あくまで黒目の縁のほうを数ミリ切るだけです。
そのように冷静にわかっていればここまで恐怖を感じる必要のなかったかなと今になって思います。